REGENT Craft 🇺🇸

所在地:ロードアイランド州 (米国)
累計調達額:$87mn (約134億円) 
最新調達:Series A (2024年6月 $-)
著名投資家:Y Combinator, Founders Fund, Global Brain
著名防衛投資家:Caffeinated Capital, Lockheed Martin Ventures, Point72 Ventures
事業カテゴリー: 自律システム・オペレーション
主要領域:海上領域


事業内容:全電動シーグライダーの開発・運営

REGENT Craftは2020年、MIT出身のBilly Thalheimer氏とMike Klinker氏によりより設立された米国の沿岸モビリティ企業です。同社は、全電動の翼面効果機「Seaglider」を中核に、既存の港湾の桟橋や旅客用ターミナルなどのドック設備をそのまま活用して、沿岸都市間を結ぶ高速かつ低コストな輸送手段を提供することを構想しています。従来、沿岸都市間の移動は地上交通・フェリー・航空機に依存しており、渋滞、速度、コスト、排出等の面で制約がある中、Seagliderは「浮かぶ(船体)」「水中翼で浮上して滑走する(Hydrofoil)」「水面近傍を翼面効果で飛行する(Wing-in-Ground-Effect)」という運用形態を組み合わせ、移動時間と運航コストの低減を狙う手段として位置づけられています。民間領域では2026年1月、米東海岸での運航を想定し、プライベートメンバークラブであるXXVからViceroy 30機の発注を受けたと公表しました。同発表では、最初の機体納入は2027年を見込むことも示されており、沿岸輸送の商用展開に向けた受注と供給計画の具体化が進んでいると考えられています。一方防衛分野においては、2023年10月、沿岸域での技術実証に向けて、米海兵隊戦闘研究所(U.S. Marine Corps Warfighting Lab)と475万ドル(約7.3億円)の契約を締結し、1/4スケールプロトタイプの試験からフルスケール・プロトタイプの海上試験に至る段階的な技術実証を開始しました。また2025年3月には、米海兵隊戦闘研究所との協力を継続する第2フェーズとして、推定1,000万ドル(約15.4億円)規模(拡張オプションを含む)で契約を延長し、フルスケール・Seagliderプロトタイプの運用能力を継続実証する計画が示されています。これらの契約に基づく実証を通じて、沿岸域における機動・補給および医療後送への適用可能性の検討が進むことが期待されています。

事業状況:
REGENTは2026年1月、プライベートメンバークラブXXVから12人乗りViceroy型Seaglider 30機の発注を受けたことを公表しました。REGENTは、2027年に最初の機体納入を予定しているとされており、同発注により、沿岸輸送サービスの商用化に向けた受注実績が確立され、今後、Seaglider機の多様な領域への展開が加速していくことが期待されています。

リスト一覧はこちら>>

注意: 本稿は、公開情報および政策文書に基づく一般的な整理を目的としたものであり、特定の企業、技術、能力の優劣や戦略的示唆を意図するものではありません。個別の分析や議論については、関係者間の適切な枠組みのもとで行われるべきものと考えています。

前へ
前へ

Saildrone 🇺🇸

次へ
次へ

Bedrock Ocean Exploration 🇺🇸