Shark Robotics 🇫🇷

所在地:ラ・ロシェル (フランス)
累計調達額:$12mn (約18.5億円) 
最新調達:N/A (2023年1月 $12mn (約18.5億円 154円レートで計算))
著名投資家:-
著名防衛投資家:-
事業カテゴリー:自律システム・オペレーション 
主要領域:地上領域

事業内容:危険環境で活動する組織向けの無人地上ロボットの開発・提供

Shark Roboticsは、元仏陸軍の人的情報(HUMINT)部隊出身のCyrille Kabbara氏とエンジニアのJean‑Jacques Topalian氏が2016年に設立したロボティクス企業です。 同社は、危険環境で活動する消防・治安・防衛組織を支援する地上ロボットの開発・製造を事業の中核に据えています。 主力製品は、消防ロボットのCOLOSSUS、産業施設向けのRHINO PROTECT、重装備搬送ロボットBARAKUDA、車両停止用スパイクストリップのShark Spike、対地雷・EODロボットATRAXなどで構成されており、これらはいずれも火災、爆発物、有害物質の存在する環境など、人が立ち入るには危険な現場で遠隔から任務を遂行することを目的としたロボット群を提供しています。民間領域では、2025年8月にノートルダム大聖堂の火災において消防ロボットCOLOSSUSを投入し、車載放水砲による消火支援やカメラ・熱画像センサーを通じた状況監視、現場へのホース・装備搬送を遠隔で実施しました。 同火災では、COLOSSUSが極めて高温な内部空間で10時間以上稼働し続けたことで、消防隊員の暴露時間を抑えつつ、聖堂内部の温度低下と構造物保全に寄与したと報告されており、歴史的建造物を含む大規模火災に対するロボット活用の例と考えられています。一方防衛分野では、2024年9月には、フランスの公共調達機関UGAPがShark Roboticsとの無人地上ロボット(UGV)に関する契約を4年間延長したことが公表されました。 同契約更新は、Shark RoboticsのUGVが2017年以降フランスの消防・救助サービス、安全保障部隊、対地雷部隊で運用されてきた実績を踏まえ、今後も公共部門における危険環境での任務遂行を支える体制を維持・強化していく動きと位置付けられています。 


事業状況:
Shark Roboticsは2025年11月に、ウクライナ国家緊急事態庁(SESU)向けに消防ロボットCOLOSSUSを40台展開したことを公表しました。 これらはフランス政府の支援により供給され、各地でドローン攻撃やミサイル攻撃後の火災・瓦礫現場に投入され、人命救助と二次災害防止に活用されていると推測されています。

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注意: 本稿は、公開情報および政策文書に基づく一般的な整理を目的としたものであり、特定の企業、技術、能力の優劣や戦略的示唆を意図するものではありません。個別の分析や議論については、関係者間の適切な枠組みのもとで行われるべきものと考えています。

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