Slingshot 🇺🇸

所在地:コロラド州 (米国)
累計調達額:$148mn (約228億円) 
最新調達: Debt Financing ((Series A Equivalent) 2025年9月 $- )
著名投資家:-
著名防衛投資家:Draper Associates, Alumni Ventures, Lockheed Martin Ventures
事業カテゴリー: 情報収集・分析
主要領域:宇宙領域

事業内容:宇宙状況把握向けリアルタイム軌道データ・AI分析プラットフォームの提供

Slingshot Aerospaceは、マイクロソフト出身のDavid Godwin氏とATX Venture PartnersのディレクターであるChris Shonk氏が2017年に設立された宇宙技術企業です。同社は独自のSlingshot Global Sensor Network(SGSN)として、210以上の光学センサーを20以上の拠点に配置し、低軌道(LEO)から超静止軌道(xGEO)までの全域をカバーする昼夜間光学追跡ネットワークを運用しています。主力製品として、衛星軌道データ統合プラットフォーム「Beacon」、AI駆動型異常検知エンジン「Agatha AI」、衛星の効率的な移動・動作をAIが最適化支援するシステム「TALOS AI」、GPS等の衛星測位システムへの妨害操作を検知するプラットフォーム「PNT-SA」を提供しています。防衛分野においては、ミサイル防衛局(MDA)のSHIELD不定数量契約(IDIQ)に選定され、最大1,510億ドルの契約上限で戦闘員への革新的能力の迅速な提供が進められることが公表されました。また、2025年10月には英国宇宙庁から光学配信パートナー契約を獲得し、5つのグローバル拠点に13基の新型光学センサーシステムを配備することで、英国独自の宇宙領域認識能力の強化が進められることが見込まれています。2026年1月には米宇宙軍の作戦試験訓練基盤(OTTI)プログラムを近代化する2,700万ドルの契約を獲得し、TALOS AIを統合した適応型AI駆動型脅威シミュレーション環境の構築が進められることが公表されました。同契約により、宇宙軍の戦闘員が急速に変化する脅威環境に対応した訓練を実施し、シナリオ開発時間の短縮、大規模シミュレーションの実現、ミッション現実性の向上が図られるものと考えられています。


事業状況:
Slingshot Aerospaceは、AI対応宇宙データ・分析・シミュレーション分野の大手として、25年以上の防衛・宇宙戦略経験を持つNik Smith氏を国際事業部門の最高経営責任者兼ゼネラルマネージャーに起用しました。同氏ははロッキード・マーティン・スペース傘下でヨーロッパ戦略を主導した実績を持ち、今後はSlingshot Aerospaceの宇宙領域認識・交通管制・運用意思決定支援機能の国際市場展開の拡大が図られるものと考えられています。

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注意: 本稿は、公開情報および政策文書に基づく一般的な整理を目的としたものであり、特定の企業、技術、能力の優劣や戦略的示唆を意図するものではありません。個別の分析や議論については、関係者間の適切な枠組みのもとで行われるべきものと考えています。

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